[アップデート] Amazon DocumentDB(with MongoDB compatibility)で db.t3.medium のインスタンスクラスが利用可能になりました
こんにちは、菊池です。
本日のアップデートにて、Amazon DocumentDB(with MongoDB compatibility)でインスタンスクラス db.t3.medium が利用可能になりました。
DocumentDBのインスタンスクラス
Amazon DocumentDBで利用可能なインスタンスクラスは以下の通りです。利用料金は東京リージョンにおける1ノードの時間単価です。
インスタンスクラス | vCPU数 | メモリ | 利用料金 |
db.t3.medium | 2 | 4GiB | $0.119 |
db.r5.large | 2 | 16GiB | $0.334 |
db.r5.xlarge | 4 | 32GiB | $0.668 |
db.r5.2xlarge | 8 | 64GiB | $1.336 |
db.r5.4xlarge | 16 | 128GiB | $2.672 |
db.r5.12xlarge | 48 | 384GiB | $8.016 |
db.r5.24xlarge | 96 | 768GiB | $16.032 |
今回のdb.t3.mediumの登場により、最小スペックでの利用料金が以前のdb.r5.largeと比較し約1/3になりました!
すでに東京リージョンでも利用可能になっています。
注意事項
T3ということで、CPUリソースの利用はクレジットを消費するバーストパフォーマンスが適用されます。また、自動でUnlimited(無制限)モードが有効になっています。
Amazon DocumentDB T3 medium instances run in Unlimited mode, which means that you will be charged if your average CPU utilization over a rolling 24-hour period exceeds the baseline of the instance. CPU Credits are charged at $0.09 per vCPU-Hour. The CPU Credit pricing is the same for all T3 instance sizes across all regions.
CPUリソースを多く使用するワークロードでは、意図せず利用費が多くなってしまうことがないように注意が必要です。
最後に
DocumentDBにdb.t3.mediumが追加されたことで、最低利用料金が大きく下がりました。DocumentDBのパフォーマンスはメモリに依存することが多いので、CPUにバースト特性があるt3でも問題がないユースケースは多いかと思います。また、検証などでも気軽に利用可能になります。